会話を管理する
直近の質問の編集、回答の再生成、過去の回答からの分岐、長い会話のコンテキスト圧縮について説明します。
BibGenieでは、会話を修正・継続・分岐できる研究経路として保存します。直近の質問を修正したり、回答を再生成したり、過去の回答から別の会話を始めたりできます。会話が長くなった場合は、古いコンテキストを圧縮して作業を続けられます。
直近の質問を編集
安全に編集できる最新のユーザーメッセージを修正し、再送信します。
回答を再生成
それまでのコンテキストを維持したまま、直近の回答を生成し直します。
会話をFork
完了済みの回答から別の会話を開始し、元の研究経路も残します。
古いコンテキストを圧縮
以前の内容を要約し、直近のメッセージを次のモデルリクエスト用に保持します。
直近の質問を編集する
編集可能な最新のユーザーメッセージにポインターを合わせ、Edit を選択します。内容を修正して再送信すると、BibGenieは更新後の質問から現在の会話を続けます。
編集すると、選択したメッセージより後にある現在の経路の内容が置き換わります。元の回答と、それに基づく末尾の状態は現在の経路から外れます。元の検討経路を残したい場合は、先に会話をForkしてください。
AIが回答を生成中の場合、ツールが実行中の場合、または承認待ちの場合は、編集を一時的に利用できないことがあります。
直近のユーザーメッセージを編集する手順
回答を再生成する
直近の回答が期待に合わない場合は、回答の下にある Retry を選択します。BibGenieはそれ以前のコンテキストを保持し、その回答を生成し直します。
Retryを実行すると、現在の経路にある元の回答が置き換わります。その回答に依存する末尾の圧縮記録がある場合、それも無効になります。次にメッセージを送信するとき、BibGenieがコンテキストをあらためて評価します。
両方の結果を残したい場合は、元の回答からForkしたうえで、一方の会話でRetryしてください。
直近の回答をRetryする手順
会話をForkする
Forkは、完了済みの回答を起点に新しい会話を作成します。分岐できるアシスタント回答にポインターを合わせて Fork を選択し、操作を確定します。BibGenieは新しい会話を作成して開きます。
元の会話:質問1 → 回答1 → 質問2 → 回答2
│
新しい分岐: └→ 新しい質問 → 新しい回答新しい分岐には、選択した回答とそれ以前のコンテキストが引き継がれます。それ以降、2つの会話は独立して進みます。一方で送信、編集、Retryを行っても、もう一方の後続メッセージは書き換わりません。
Forkは次のような場合に便利です。
- 同じ論文から異なる解釈や研究仮説を検討する。
- プロンプト、モデル、分析方針を比較する。
- 後続内容を変える可能性がある操作を試す前に、現在の結果を残す。
Forkできるのは、安定して完了したアシスタント回答だけです。回答生成、ツール実行、承認処理が進行中の場合は、完了してから再度お試しください。
過去の回答から会話をForkする手順
長い会話を圧縮する
モデルが一度に処理できるコンテキストには上限があります。メッセージ、論文、画像、ツール結果が増えると、会話は現在のモデルのContext Window上限に近づきます。BibGenieは古いターンを短い要約にまとめ、最近のメッセージを保持したまま作業を続けられます。
通常は手動で圧縮する必要はありません
BibGenie Agentは、必要なタイミングで会話を自動的に圧縮します。古いコンテキストを今すぐ圧縮したい場合を除き、Compactを手動で選択せず、そのまま質問を続けてください。
自動圧縮
BibGenieは次のタイミングで利用可能なコンテキストを確認します。
- 新しいメッセージを送信する前:予定されるリクエストがモデル上限に近づく場合、古いコンテキストを先に圧縮し、その後メッセージを自動送信します。
- 1回の応答が完了した後:コンテキスト使用量が圧縮しきい値に達している場合、バックグラウンドで古い内容を圧縮します。
自動圧縮と手動圧縮では、同じ進行状況が表示されます。送信時に圧縮が始まった場合、圧縮が成功すると保留中のメッセージが自動的に送信されます。再度送信する必要はありません。
手動圧縮
現在の会話を明示的に圧縮したい場合は、入力欄右下の Context Window インジケーターにポインターを合わせ、カード右上の圧縮アイコンを選択します。処理中は会話内に Compacting earlier context… と表示されます。入力内容の編集は続けられ、圧縮が完了する前なら Cancel も選択できます。
Context Windowインジケーターから会話を手動圧縮する手順
圧縮された要約を確認する
圧縮が完了すると、会話内に Earlier context compacted という区切りが表示されます。展開すると、次の情報を確認できます。
- 以前のターンの要約。
- 圧縮前のコンテキストtoken数。
- 圧縮に使用したモデルとContext Windowの情報。
この区切りは通常のユーザー質問として扱われず、後続の回答が直接応答することもありません。モデルへ送信する前に、BibGenieが最新の要約と保持された最近のメッセージを組み合わせ、有効なコンテキストを構成します。
圧縮された以前のコンテキスト要約を確認する手順
各操作の関係
| 操作 | 現在の会話への影響 | 新しい会話を作成 | モデルを呼び出す |
|---|---|---|---|
| Edit | 選択したユーザーメッセージと、それ以降の現在の経路を置き換える | いいえ | 再送信時 |
| Retry | 再生成可能な直近の回答と末尾の状態を置き換える | いいえ | はい |
| Fork | 元の会話を保持し、選択した回答から独立した経路を作成する | はい | いいえ |
| Compact | 古いコンテキストを要約し、最近のメッセージを保持する | いいえ | はい |
必要な回答が置き換わる可能性がある場合は、先に会話をForkしてください。
操作を利用できない場合
次の状況では、Edit、Retry、Fork、Compactを一時的に利用できないことがあります。
- BibGenieが回答を生成している。
- ツール呼び出しが実行中、または承認待ちになっている。
- 会話を圧縮中、または送信済みのメッセージが圧縮完了を待っている。
- 選択したメッセージが、安全に編集またはForkできる位置にない。
- 保存済みの会話履歴が破損し、読み取り専用で開かれている。
進行中の操作を完了またはキャンセルしてから、もう一度お試しください。会話が読み取り専用で開かれた場合、BibGenieは安全に表示できる履歴を保持し、保存済みの元データは変更しません。
BibGenieドキュメント